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社員

人材育成

基本的な考え方

お客様の笑顔と感動を思い浮かべ

お客様に“満足”をいただける「いいクルマづくり」には、社員一人ひとりが活力ある職場でいきいきと働くことができ、従業員が持続的に成長していくことが重要です。
そのために将来目指すキャリアビジョンを明確にし、グローバルに活躍できるプロ人材の育成カリキュラムも取り入れた人材育成のしくみを体系化して取り組んでいます。

個人の成長を促進・サポートする仕組み

人材育成の基本的な考え方

当社は、社員一人ひとりが将来目指すキャリアビジョンを持ち、主体的にいきいきと働く「自律型人材」の育成に力を入れています。個々人に目を向けて、育成を計画的にサポートする「キャリアサポートプログラム(CSP)」を運用し、マネジメント研修、問題解決研修などの教育機会の提供と、OJT、ローテーションや海外育成出向などの経験の付与により、個々人の成長を促進しています。

主な取り組み

プロ人材の育成

開発技術員 教育体系(階段登り育成図)
技能系社員 教育体系
  • 技術開発者教育は、階層毎に最新の実務に即した教育を、教育展示場、CAD教育場を使って現地・現物で、体感しながら実施しています。

  • 生産技術者教育は、車両分解などの基礎技術教育、仕事の仕方や物の考え方、階層別の技術教育を行い技術力の向上に取り組んでいます。

  • 技能系社員教育は、役割を学ぶ階層別教育と、技能を学ぶ専門教育を基本に、職場での技能研鑽・技能伝承に取り組んでいます。

国別駐在経験者数/海外駐在経験者累計

グローバル人材の育成

オールトヨタ車体グループ全体の海外事業拡大のため、グローバル人材育成の充実に取り組んでいます。
海外事業展開に対応出来る人材の早期育成策として若手社員を対象とした育成出向制度を2011年度より導入しています。

3 すべての人に健康と福祉を

安全・健康

基本的な考え方

安全第一を最優先に「安全な人と職場づくり」ならびに社員の心身両面の健康をめざして

トップの安全第一の場づくりと社員一人ひとりの安全感性を高める活動の強化など取引先様、海外子会社全てでゼロ災害を目指し活動を推進するとともに、もっといいクルマづくりをしていくためには、社員が健康であることが重要であると考え、“こころ”と“からだ”の健康で充実した会社生活をおくれるよう、きめ細かいフォローを推進しています。

トヨタ車体安全衛生基本方針

安全管理推進体制
【基本理念】

トヨタ車体に働く全ての人の安全と健康の確保は、経営の基盤であり、社会的責任であるとの認識の下、「人間尊重」と「安全第一」に徹し、安全・快適な職場づくり、心と身体の健康づくりに積極的に取り組み、「ゼロ災害」「ゼロ疾病」をめざす。

労働災害発生状況
【行動指針】

1.安全と健康を全てに優先させる。
2.安全衛生に関する法令と、社内ルールを遵守し、高水準の安全健康職場をめざす。
3.良好なコミュニケーションと、一人ひとりの創意工夫を結集した全員参加活動をする。
4.継続的に改善する安全衛生マネジメントを進め、危険・有害要因の絶えざる排除を図る。

【健康宣言】

“こころ” と “からだ” が健康で、ケガや病気もなく働き続けることは、社員やその家族が安心して生活していくために最も重要なことです。
また、お客様に“満足”いただける 「もっといいクルマづくり」 をしていくためにも、社員が健康であることがその基盤であると考えます。
トヨタ車体は、社員一人ひとりが、健康で生涯にわたり充実した豊かな生活を送れることを願い、心身の健康維持・増進に向けた健康づくりを積極的に支援し、健康で元気にいきいきと働くことが出来る会社づくりに努めていくことを宣言します。

トヨタ車体株式会社 代表取締役・社長
松尾 勝博

 

主な取り組み

全社安全大会

全社員の安全第一に向けてトップの安全第一の場づくり

全社安全大会で「安全・健康が全ての基本!」をスローガンに、社内役員・部課長及び関連子会社トップを含め全員で唱和し、災害ゼロの実現を誓い合いました。
また、9月にはトップによる安全活動現地確認会の場を設け、災害未然防止に向けた部・課長のフェルトリーダーシップ発揮や、設備のリスク低減活動状況の確認を行いトップ自ら安全第一を実践しています。

4Sを根幹とした安全骨太3本柱活動

目標達成のための4Sを根幹とした安全骨太3本柱活動

4Sを根幹に「KY活動・リスクアセスメントとリスク低減・安全フロアマネジメント」の安全骨太3本柱活動の徹底により目標達成を目指します。
KY活動では「切創防止を中心としたカリキュラムの中で、キッチリ考えさせ理解度を確認して職場へ帰す全社KY教育への見直し」や「安全感性の低い人(経験・KY・性格)に応じたきめ細かなケア」、リスク低減では「STOP6を中心とした対策推進」や「リスクアセスメントを正しく評価できる管理監督者の育成と職場実践強化」、安全フロアマネジメントでは「職場の弱点を見抜き底上げしていく監査への見直し」といった対策に取り組んでいます。 これらの基本方針をもとに職場で展開される対策をやりきり、目標を達成に向けて取り組んでいます。

取引先様、海外事業体の安全第一活動

海外でのクレーントレーナー研修(春翔)
海外でのクレーントレーナー研修(春翔)
仕入先との合同朝礼にて工事安全のポイント確認

敷地内における災害発生をゼロにしたいとの考えのもと、取引先様や外来工事業者の方たちと連携し、安全活動に取り組んでいます。
海外でも安全な人づくりが重要と考え、日本と同様の体験型KY(潜在危険抽出)訓練を、安全道場を開設し実施しています。また特に高リスクなクレーン作業は、現地トレーナーを日本側で研修し、研修結果を海外にて確認、フォローすることにより、安全なクレーンオペレーターづくりに繋げています。

生涯にわたり健康で充実した豊かな生活

生涯にわたり健康で充実した豊かな生活
心身の健康維持・増進に向けた健康づくりを積極的に支援しています。
下図の健康経営戦略にある健康施策を実施し、社員のウェルビーイング実現を目指しています。

健康経営戦略マップ

環境・体制整備

8項目の健康習慣(健康チャレンジ8[エイト]※)の実践度や健康診断結果の改善度に基づくポイントの上位者を表彰し、健康づくりへの意識を高めています。
また、社内にトレーニングジム・スタジオを設置し社員への無料開放・体力づくり教室などの開催を通じて運動習慣をサポートしています。

※健康チャレンジ8とは…

健康チャレンジ8とは
健康表彰
健康チャレンジ8実践度
体力づくり教室
健康チャレンジ8実践度とワークエンゲージメントの相関関係

8つの健康習慣の実践度が高い人ほどワークエンゲージメント偏差値も高い傾向。

健康チャレンジ8実践度とワークエンゲージメントの相関関係

教育・未然防止

全社員を対象とした年代別健康教育(下表参照)をはじめ、健康保険組合と連携し生活習慣病予備軍への特定保健指導を実施しています。

健康教育年表(2022年度時点)
社内 健康診断設備

早期発見・早期治療

病気の早期発見を目的に、健康診断(人間ドック)にて無料で法定項目以外に胃バリウム検査などを実施しています。再検査が必要な場合は、治療継続状況をフォローし、早期治療・重症化防止を後押ししています。 また、全ての女性社員が婦人科検診を受けやすくなるよう、社内で就業時間中のバス検診も実施しています。そのほか、健康保険組合より脳ドックなどの費用補助をしています。

仕事と治療の両立

ケガや病気の再発予防を目的として、復職前後に関係者で面談を重ね、安心して復職できる体制をサポートしています。

5 ジェンダー平等を実現しよう 8 働きがいも経済成長も

ダイバーシティ推進

基本的な考え方

ダイバーシティの推進と良き社会人であるために

多様な人材が安心していきいきと働けるよう、ダイバーシティに対する取り組みを推進しています。また、良き社会人であるための意識づくりにも努めています。

主な取り組み

社内託児所

女性の活躍推進

仕事と育児の両立を支援するため、育児休職制度や社内託児所の設置など、『働き続ける』ための環境を整備しています。更に、在宅勤務や短時間勤務といった制度の拡充や、女性の能力発揮を支援する上司向けのセミナー実施など、『イキイキと活躍』できる環境整備にも積極的に取り組んでいます。

体への負担の少ない作業改善例

高齢者の働き方支援

すべての人が働き続けられることを目指し、誰でもいきいきと働きやすい「誰いき 工程づくり」を推進しています。40才・50才の方を対象に「意識づけセミナー」を開催し、「働き方」、「資産形成」、「体力づくり」に関して早い段階から計画的に考える機会を設定しています。

インターンシップでの作業体験

障がい者の雇用促進

障がい者雇用促進に向け、入社を希望する高校生とその家族向けの「インターンシップ」を実施し、業務理解を促進する
とともに、配属職場の上司を対象とした「手話教室」などを実施し、障がい者の活躍支援に積極的に取り組んでいます。

社内教育(新人研修)
社内教育(新人研修)

人権意識の深化

「個人の尊重」の意識向上をねらい、同和問題や女性・外国人の人権等、様々な人権課題についての社内教育を、全社員に対して行なっています。また、社外研修にも社員を積極的に派遣し、部落問題をはじめとする人権問題のスペシャリストの養成にも力を入れています。

8 働きがいも経済成長も

活力ある職場づくり

基本的な考え方

「活力ある職場づくり」に向けたコミュニケーション活動

社員一人ひとりの幸せと会社の発展を支える活力ある職場風土をつくるため、フォーマル・インフォーマル両場面でのコミュニケーションの活性化、一体感の醸成を図っています。

主な取り組み

コミュニケーション活動を通じた活力ある職場づくりの概念図

明るく楽しく元気良い職場をめざして

フォーマル活動として、上司との面談や小集団活動などを通じて、また、インフォーマル活動として、各種イベントを通じて、職場や職位の枠を超えたコミュニケーションの充実や一体感の醸成を図っています。また、CVカンパニーの一体感を感じられるようトヨタ・トヨタ車体の相互のイベント参加を通じた交流を実施しています。